外壁塗装をお考えの方必見!!バルコニーの防水工事も同時に行いましょう!
2019.7.26
こんにちは!
リフォーム専門店”リバイバル”ブログ担当の村田です。
外壁の塗装部分が剥がれてきてしまい不格好になってきた。雨漏りが少ししている。などでそろそろ外壁塗装をしなくてはいけないサインかも?と思い塗装をお考えの方は是非この記事をお読みになって参考にしご検討してみて下さい。
外壁塗装をするならでバルコニーの防水工事もやってしまおう
住宅の塗装工事で一番ピンっとくるのがやっぱり外壁と屋根のイメージですが、バルコニーの点検も絶対に忘れてはいけません。どうしてバルコニーが?と疑問を持ってしまう方の為にも何故バルコニーの点検も必要なのか劣化する理由や防水工事の内容をご紹介致します!
外壁塗装のときにバルコニーも点検すべき理由
外壁塗装と聞くと外壁と屋根を塗り替える作業ばかりをイメージしてしまいますが、屋外の設備は外壁や屋根だけではないんです。2階から突き出した状態のバルコニーや屋根が付いていないバルコニーも定期的にメンテナンスを行わなければ、外壁・屋根と同様に劣化していき建物に重大な症状を引き起こしてしまいます。バルコニーの劣化に少しでも早く気付くためにも、劣化症状や外壁塗装と同時に済ませておくべき理由を知っておきましょう。
バルコニーの劣化が雨漏りを引き起こす
外壁や屋根と同じく屋外にあるバルコニーは、常に雨と紫外線のダメージが与えられる箇所です。そしてマンションなどのベランダと違ってバルコニーには屋根が付いていないので、外壁や屋根と同様に傷みが進行しやすい箇所になります。バルコニーの劣化に気づかず放置すると雨水のダメージによってさらに傷みが進行してしまい、外壁内部や室内への雨漏りを引き起こす原因になってしまうのです。
水はけは重要なバルコニーの耐久性
屋根と違い人が出入りすることが多いバルコニーの床は傾斜がほとんど付けることができません。その為、あまり水捌けはよくありません。ただし耐久性に支障を及ぼさないためのわずかな傾斜は設けられているので、通常の状態であればすぐに雨水が溜まってしまうことはないでしょう。
しかし、床面が劣化したり排水口周りに異物が溜まったりして水はけが悪くなってしまうと、次第に雨水が長時間床に溜まってしまいます。すると水分が逃げにくくなるため床面にカビやコケなども発生し、床面の耐久性はさらに落ちてしまいます。
ベランダとバルコニーの違いは?
『バルコニー・ベランダ・テラス』は同じ意味で使われることもありますが、実は異なる設備を指しています。
◉バルコニー:建物から突き出し、屋根はついておらず手すりがついている
◉ベランダ:2階以上にあって建物から突き出し、屋根と手すりがついている
◉テラス:1階から突き出し、手すりのないスペース
工事を行わない場合でも点検だけは済ませる
外壁塗装は10年に1度間隔で行います。しかし、バルコニーだけのメンテナンスとなればなかなか踏み切る方は少なく後回しになりがちです。
ですがバルコニーの劣化を10年に1度の外壁塗装でも行わず見逃してしまうと、ますます補修のタイミングは減ってしまいます。
室内への雨漏りや手すりの老朽化が後から気づいた場合、部分的な補修工事よりも高額なリフォーム費用が発生してしまいます。大規模なリフォーム工事になる前に外壁塗装のタイミングでバルコニーの点検だけでも済ませておきましょう。
バルコニーで防水工事を行うタイミング
バルコニーの床面にひびは入っていませんか?そのようなときは、床面の防水層自体が劣化している恐れがあります。ひびが入った防水層は割れ目から雨水がバルコニー本体の下地まで到達してしまい、ますます建物の耐久性が落ちてしまう原因に…。
又は、『カビが発生している・色あせしている』場合は防水層を上から保護しているトップコートが劣化している可能性があります。
トップコートの防水効果が失われると防水層、またバルコニー本体の劣化にも繋がりますのでできるだけ早めの対策と補修しておくことが大切です。
バルコニーの防水のしくみ
ふだんバルコニーの床面を注視する機会はないため、防水構造と言われてもイメージしづらいのではないでしょうか。
バルコニーの劣化に気づきやすくなるように、バルコニーの防水構造について押さえておきましょう。
⦿ トップコート(表面)➡防水層➡下塗り材➡ベランダ床面本体
このような順番でバルコニーは作られているのです。
バルコニーの床面は樹脂を主成分とする防水層で覆われており、その上から樹脂製のトップコート材で保護されているのが特徴です。
劣化箇所によってリフォーム方法が違う
バルコニー補修は劣化がどこから来ているか見極めることが大切です。劣化が表面のトップコートで留まっているときはトップコートを塗り替えるだけで大丈夫です。しかし劣化が防水層まで達している場合は防水層から塗り替えなければならないので、表面のトップコートだけ塗り替えても防水効果はありません。知識がないとどこが劣化しているか見極めができないのでその為にも業者にメンテナンスを依頼することをおすすめします。
トップコートは”約5~10年”、防水層は”約10~15年以内”に耐久性が低下してしまいます。外壁塗装用の塗料も耐用年数は約10年前後ですので、外壁メンテナンスとバルコニーメンテナンスのタイミングを合わせるという意味でもバルコニーと外壁は同時に補修を済ませておくとよいでしょう。
バルコニーの防水工事は2通り
戸建て住宅のバルコニー防水工事は劣化症状に応じて2通りの施工方法があります。さらに防水層のリフォームでは2種類の防水工法が選択できるようになっています。どの防水工法が合っているのかなどの詳しい詳細は依頼する業者に聞いてみましょう。
トップコートの塗り替えのみ
トップコート部分の塗料だけが劣化おり、防水層まで傷みが進行していない場合は、トップコートの塗り替えのみ行われます。
バルコニーのトップコートを塗替える際は、主にウレタン系のものが使用されています。ウレタン塗料はゴムのような弾性があるため、ひび割れが起きそうになったときに防ごうとする効果を発揮してくれます。
この機能をベランダ防水に使用すればひび割れを防ぎながら防水層を保護することが可能です。ただしトップコートは約5~10年に1度、又はひび割れが起きたタイミングで塗り替える必要があります。費用的にも劣化がトップコートのみの時点でメンテナンスを済ませておきたい所ですね。
☑ポリエステル系トップコートは新築向け
防水層のトップコートにはウレタン系だけでなくポリエステル系もあります。ただしこちらはバルコニーリフォームで使われることなく、ウレタン系に比べると樹脂が固いため割れやすくなり、正しい工法で塗装してもすぐにひび割れを起こしてしまい、すぐに塗り直しが必要になってしまうためほとんど リフォームでは使用されません。
防水層も補修してトップコートを再塗装
防水層まで傷みが進行しているときは防水層の傷みを補修したあとトップコートも再び替える必要があります。バルコニーやベランダ防水工事には
防水シートを床面に張り合わせて接着剤や熱で定着させる”シート防水工法”や”アスファルト防水工法”などもありますが、これらはビルの屋上防水工事で行われる工法ですのでベランダ防水では使用されることはないでしょう。
床面以外の点検も忘れずに
床面の防水層やトップコートに異常がなくてもバルコニー全体の点検は済ませておいた方が良いかと思います。床面に特に異常がなくても排水溝まわりにゴミや汚れが溜まっていると、バルコニーの水はけが悪くなり防水層の劣化を早めてしまう原因に…。排水溝の詰まりを放置し続けると排水管から水があふれてしまい、色々なトラブルが発生してしまいます。
またバルコニーには手すりが付いています。手すりの内側は日が当たらないため、カビやコケが発生する原因になりかねません。カビやコケはとても繁殖性が強いためすぐに広がってしまいます。もし気づいたときに広範囲にまで広がってしまっているときは、業者に落としてもらいましょう。また手すりに錆びが発生していないかどうかもチェックしなくてはなりません。特に手すりがすべて鉄製のフェンスで作られているバルコニーは、錆びが全体に広がると老朽化して落下する恐れがありとても危険です。必ず錆びを落として防錆材を塗布し、塗装で保護しておくようにしましょう。
一生に一度のリフォームで失敗しない!後悔しない!ためにも業者選びが重要なポイントとなります。
弊社リフォーム専門店“リバイバル“では、お見積りから施工完了まで一貫自社施工で行い、各分野に秀でた専門の職人が在籍しておりますので、お客様のどんなご依頼にもお答えし、ご満足いただけるよう努めております!また、施工完了後も、経年劣化によるクロスのひび割れなど、無料で補修対応致します。
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